薬剤師メモ②

ネットや本から、参考になったことを紹介します。

今回は「喘息吸入の仕方」です。

「ホー吸入」

「ホー吸入」は、藤田医科大学総合アレルギーセンター センター長の堀口高彦先生が生み出した方法です。

「ホー吸入」とは、吸入した薬剤を肺の奥へ確実に届き渡らせるために行う方法です。

吸入するときに、舌が邪魔で口腔内に薬剤が多く残って、治療効果がでないなど問題があります。

そんなとき「ホー吸入」で改善を目指します。

やり方

「ホ」の口をして舌を下前歯の上に少し乗せます。そのあとデバイスの吸入口を下の上に乗せて咥え、

頭の中で「ホー」と言いながら顎を上にあげて吸う方法です。

効果

咽頭後壁の面積が約7倍に広がり、薬剤が肺の奥にまで届くようになるそうです。

参考に

 YouYubeで「ホー吸入」と検索すると見ることができるので是非ご覧ください。

「鬼滅の刃」に乗っかって、「ホーの呼吸」壱の型、喘息治療!などとやると、子供たちは頑張ってやってくれるかもしてません。

今回の参照資料

薬苑・680号・55p


喘息吸入の仕方について、

現在あるほぼすべてのデバイスの吸入方法がまとまったDVDが

環境再生保全機構に請求すると、無料でいただけるそうです。

ご興味があれば、HPから請求してみてください。


この情報が誰かの役に立てば、幸いです。

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